こんばんは、まんじろう(@manjirooblog)です。
今日は、BOØWY3枚目のアルバム「BOØWY」を全曲ご紹介してみようと思います。
それでは、どうぞ!
BOØWY「BOØWY」全曲紹介
アルバムタイトル「BOØWY」の由来
このアルバムが発売された1985年は、BOØWYがレコード会社を「東芝EMI」に移籍した年で、再出発の意味も込めて、自身のバンド名を冠したセルフタイトル作品となったそうです。
そんな経緯があるので、BOØWYにとって重要な楽曲が数多く収録された作品となりました。
「DREAMIN’」
いきなり来ました。布袋さん作詞作曲のBOØWY史上、最も重要な楽曲。
BOØWY最後のライブとなった”LAST GIGS”の本編最後を締めた名曲。
バンド解散以後も、氷室さん布袋さんそれぞれのソロ活動でも歌い続けられてきた大名曲です。
「Oh Yeah I’m only Dreamin’ I’m only Dreamin’ for me」
“for me”と歌うと野心に満ち溢れたBOØWYらしさを表現でき、時折ライブなどで”for you”と歌うとファンへの感謝を表現できる、とても万能で素敵な”歌”だと思います。控えめに言って最高。
「黒のラプソディー」
アダルトな雰囲気溢れる、氷室さん作詞作曲のシャッフルビートナンバー。
「Everybody Know But !! We Don’t Know !! Ahoh!!」
こんなに卑猥な曲でも、こんなにカッコ良く歌えてしまうのはヒムロックの特権だと思います。
「BABY ACTION」
BOØWYのライブでも頻繁に演奏されていた、アップテンポで明るくキャッチーな楽曲。
氷室さん作詞、布袋さん作曲の共作楽曲となっています。歌詞はヒムロックの”年上女性との一夏の恋”を基にした実話とのことです(笑)
特筆すべきは、布袋さんの“起承転結が素晴らしい楽し気なギターソロ”だと思います。あのギターソロはどうしても弾けるようになりたくて、めちゃくちゃ練習しました(笑) この曲はギターがとても楽しいのでオススメです!!
「唇にジェラシー」
ライブではあまり演奏されなかった、氷室さん作詞作曲のレアで渋い楽曲。
ヒムロックの曲は色っぽい大人な雰囲気の楽曲が多いですね!25歳でこんなに色気溢れる歌詞を書けるなんて流石です!住んでいる世界が違います(笑)
この曲が唯一ライブで披露された「BOØWY’S BE AMBITIOUS TOUR」は、残念ながら今のところ映像化されていませんが、インターネット上には未発表のライブ音源等が投稿されています(小声)
まるで全く別の曲のようなライブアレンジで演奏されていますので、気になる方は探されてみては?
「ホンキー・トンキー・クレイジー」
記念すべきBOØWYの1stシングル曲。作詞作曲は「BOØWY」となっているが、実際にはほぼ氷室さんと布袋さんによって作成されているとのことです。
この曲は、楽曲発表以降ほぼ全てのライブで演奏されているほどのライブ定番曲となっており、“タッタッター、タッタッタター”のいわゆる”モータウンビート”に乗せた、キャッチーでいかにもライブで盛り上がりそうなアレンジとなっています。
ヒムロックのボーカルと、布袋さんのコーラスとの掛け合いは必聴です!!
「BAD FEELING 」
アルバム発売後に2ndシングルとしてシングルカットされた代表曲。こちらも解散までのほぼ全てのライブで演奏されるほどのライブ定番曲となっています。
この曲は、布袋さんのギターリフに尽きると言っても過言では無いと思います。やはり端くれながらもギタリストとしては歌よりもギターリフに耳がいってしまいます…。
全ギタリスト必聴の偉大な楽曲です!!
「CHU-RU-LU」
この曲は、氷室さんとベース担当の松井さん(と脱退した元ギター担当の諸星アツシさん)が高校生時代に所属していた「デスペナルティー」というバンド時代に制作された「ブルー・シガレット・ラブ」という曲が原曲にあたるそうです。
当時の音源もコンテストのオムニバス盤レコードでのみ残っており、昔からヒムロックの音楽性がブレていないことを再確認できる貴重な楽曲だと思います。
「くわえたタバコ捨てて もう一度抱いてよ」その一言が言えたら 楽になるのに Oh… Ah…
カッコ良すぎませんか…?(笑)
「DANCE CRAZE」
BOØWYの公式音源で唯一、布袋さんがボーカルを担当した全編英語詩の貴重な楽曲。
イントロのギターリフもサビもギターソロもすべてが風変わりな”トリッキーの塊”のような曲。
BOØWY時代のライブでは、バンドオケ音源を流し布袋さんがギターも持たずに楽曲が披露されていましたが、布袋さんのソロ活動では”あのギターリフ”を弾きながら歌っておられます…。頭がおかしくなりそうですよね…(誉め言葉)
「ハイウェイに乗る前に」
氷室さん作詞作曲のライブでの定番曲。
氷室さんのソロ作品でも再録されるほどのお気に入りな楽曲みたいですね。
イントロから一気に引き込まれる、分かりやすいロックナンバーになっており、ライブでもお客さんがすごく盛り上がります。
この曲で忘れられないシーンがあって、1987年に豪雨の中での出演となったオールナイトのロックフェスティバル「BEAT CHILD」でこの曲を演奏した時でした。ギターソロで前に出てきた布袋さんがソロ終わりに元の場所に戻ろうと後向きに歩いていたところ、足元のモニターに足を引っ掛けてしまい思いっきりこけてしまうハプニングがありました。その後も取り乱さずにギターを弾き続けていた姿に感動してしまいました。
そのライブは豪雨の中で決行されたため、他にも機材トラブルが多発した今となっては貴重なライブ映像となりました。数多くのライブが収録された「GIGS BOX」という作品に収録されていますので、ご興味のある方は是非どうぞ。
「CLOUDY HEART 」
こちらもBOØWYを語る上では絶対に外すことが出来ない、氷室さん作詞作曲の大名曲。
「ROCK’N ROLL」という仮タイトルでライブハウス時代から長年演奏され続けて、「CLOUDY HEART」となった以降のライブでもほぼ演奏されており、個人的に布袋さん作曲の「DREAMIN’」と”静と動”で対を成すような立ち位置の楽曲だと思います。
群馬から上京する時に一緒についてきてしまった当時の彼女との実話を歌詞にしており、氷室さん曰く”イカしたラブソング”(1985年6月25日渋谷公会堂での”イカしたママゴト”のMCがめちゃくちゃカッコ良く、CLOUDY HEARTのルーツを垣間見れるので是非検索してみてください!)
歌詞だけではなく、クリシェ進行でのメロディラインや布袋さんのディレイメインのクリーンなギターも綺麗で、音楽的にも非常に美しい名曲だと思います。
BOØWYファン以外の方も、聴いたことが無い方は必聴のラブソングだと思います。
セルフタイトル作品に相応しい名盤「BOØWY」
以上、全10曲をご紹介してみました。
ライブでの定番曲が非常に多く、文字通り「BOØWY」と呼べるアルバムになっているかと思います。BOØWYはライブでの演奏とスタジオ音源が全く違う内容であることが多いので、是非CD音源もチェックしてみてくださいね!
長文にお付き合いくださり、ありがとうございました。おしまい。
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