こんばんは、まんじろう(@manjirooblog)です。
今日は、Mr.Childrenの1st(ミニ)アルバム「Everything」を全曲ご紹介しようと思います。
それでは、どうぞ!
Mr.Children「Everything」全曲紹介
「ロード・アイ・ミス・ユー」
今作は1992年5月10日に発売された、記念すべきミスチルのデビュー作品なので、収録曲順で考えると、この曲が”初めて世に出たMr.Childrenの楽曲”ということになります。(一般的にはフルアルバムとミニアルバムは区別することが多いですが、公式で1stアルバムと記載されています)
シャープなギターのカッティングからはじまる、曲調は明るくも”君”への未練が断ち切れない失恋ソング。直訳で「あぁ主よ…”君”に会わせたまえ…」みたいな感じですかね…?
抱きしめた あの夜は もう二度と戻らない
Lord, I miss you I’m waiting on your love
デビュー1曲目から、なかなか未練タラタラな歌をぶち込んできますよね…(笑)
惨めな姿も隠さずにさらけ出せるところが、今も変わらないミスチルの魅力の1つだと思います。
「Mr. Shining Moon」
とても軽快で、2種類のサビを交互に繰り返すような構成のゴキゲンな楽曲。
に聞こえますが、登場人物のお2人は少し訳アリなご様子で…。
一人きり 君に逢えない夜は 月影の ソファーに腰掛けて
夢見せて また君の香りで目が覚める朝を
ありがとう Mr. Shining Moon
イントロや歌の合間合間に入る、ギターのフレーズが明るくて“初期のミスチル”っぽさが溢れていますね。当時、“渋谷系”と言われていたことも納得できる程オシャレな楽曲だと思います。
「君がいた夏」
今作「EVERYTHING」発売後にシングルカットされた1stシングル曲。仮タイトルは「夏が終わる」だそうです。(後の「HANABI」カップリング曲とは無関係)
ライブで長らく演奏されることは無かった楽曲ですが、近年は少しずつ披露されてきているような気がする、実質的にデビュー曲とされている大切な楽曲。
また夏が終わる もうさよならだね 時は二人を 引き離して行く
おもちゃの時計の針を戻しても 何も変わらない Oh I Will Miss You
また”別れの歌”ですね…(笑) ですが、穏やかな曲調や田原様のスライドギターが功を奏して、そんなに悲しくは聞こえてこない気がします。
そして、37thシングル「himawari」の初回限定盤付属DVDには、2017年5月10日の名古屋公演で特別に演奏された「君がいた夏」が収録されています。記念日での貴重なライブ映像は必見です!!
「風~The wind knows how I feel」
軽快なアコギに引っ張られて、伸びやかな演奏で歌われる清々しい”風”への賛歌。
櫻井さんが主催者の1人でもある「ap bank fes’07」で突然披露され、一部界隈で話題になった思い出の1曲。ライブでは滅多に演奏されていません。このアルバムはそんな楽曲ばかりですが(笑)
The wind knows how I feel (The wind knows how I feel)
The wind knows how I feel (The wind knows how I feel)
風は知ってるんだ 本当の事 The wind knows how I feel
デビュー当時から着眼点が違うというか、誰も気にしないような”風”でさえも、桜井さんの目にはこんな風に素敵に見えるという事実を思い知らされるような楽曲。
個人的に感銘を受けた、大好きな1曲です。ライブでやって欲しい~。
「ためいきの日曜日」
気怠い演奏に乗せて、君への想いを歌う”遠距離”なラブソング。
I’m dreaming of, see you again 夢の中で逢おう
いつの日かきっと 君の願いが叶う その日まで
“夢を叶える“ために遠くで頑張る君に、会うことを”夢見る“男の歌。切ないですねぇ…。
さっきから、今作「EVERYTHING」は悲しい恋の歌ばかりですね…。意外と暗いアルバムなのか!?
「友達のままで」
“友達”と”恋人”の境界線に敗れた主人公の、悲しい青春ソング…。聴いてるだけで切ない…。
友達のままじゃ いたくないと きりだした僕を見て
もうこのままじゃ いられないと 君は急に泣き出した No No No No
また、悲しい恋の歌…。こうやって聴いていると、ミスチルの楽曲には純粋な綺麗なラブソングって意外と少ない気がしてきましたね。何かと悲しい出来事や事情があったり、そもそも綺麗な関係では無かったり…。ミスチルは人間味たっぷりの歌を唄う、とても人間臭いバンドだと思います。
「CHILDREN’S WORLD」
まるでアマチュア時代のミスチル自身を描いたような、今作のラストを飾る名曲。
何か大きな事を しでかしたくて ウズウズしている
いつも 大人の声に 聞き耳立てて ビクビクしている
そんな CHILDREN’S WORLD
2015年のスタジアムツアー”未完”で約20年振りに演奏されたことが記憶に新しい、初期ミスチルを代表する名曲だと思います。
子供の頃に皆が抱いていた、あの”ワクワク感”を思い出させてくれるような貴重な歌。
おわりに
以上、「EVERYTHING」収録の7曲を全曲ご紹介してみました。
ちなみに、アルバムタイトルの由来は「EVERYTHING = “何よりも大切なモノ“」とのことです。
まるで”子供時代”のような若々しいMr.Childrenの姿を噛み締められる貴重な作品ですので是非チェックしてみてくださいね!
長文にお付き合いくださり、ありがとうございました。
コメント