お久しぶりです、まんじろう(@manjirooblog)です。
今日は、コブクロ1枚目のアルバム「Roadmade」を全曲ご紹介しようと思います。
それでは、どうぞ!
コブクロ「Roadmade」全曲紹介
「YELL~エール~」
アコギのブリッジミュートで刻むイントロがとても印象的な、コブクロのメジャーデビュー(1st)シングル曲。ベストアルバムのツアーや周年記念ライブなどの重要なライブでは必ずセットリストに入ってくるとても大事な楽曲。
「あなたが今日まで歩いてた この道まちがいはないから 春には大きな 君が花になれ」
歌詞については小渕さんが上京する際に、小渕さんのお姉さんがくれた手紙がモチーフにされているそうで、タイトル通り背中を押してくれる優しい1曲になっていると思います。
クライマックスの大サビでは、黒田さんと小渕さんの歌の掛け合いを聴くことができるのですが、2006年の”Way back to Tomorrowツアー”での小渕さんのオリジナル音源よりさらに1つ上を行くラストのシャウトが感涙モノなので是非見てみてください。(お2人がベスト盤ジャケットの”足跡”のツアーTを着ているライブです。)
「朝顔」
夢を追いかけて上京していった彼女との遠距離恋愛の歌。
“ONE TIMES ONEツアー”で黒田さんが口笛を頑張っていた曲ですね。
会いたくて待ち遠しい自身を”朝顔”に例えた、可愛らしいラブソングです。
「夜が明ければ 君に会えるのに 朝を待てない 朝顔のようにさ」
「コンパス」
“子供”から“夢見た大人”になる過程を叫ぶ、アップテンポで爽快な1曲。
“夢見ることの大切さ”を歌うだけでなく、次の世代にもどうか引き継いで欲しいと願う小渕さんの”葛藤”と”優しさ”が垣間見れるような歌詞だと思います。
夢見る子供たち 見守る大人たち 輝く瞳に 夢見る君の姿を
本当の君の姿を 君の夢見た大人を
「そばにおいで」
冬のベンチでケンカしている恋人同士の仲直りソング。
「時を止めて君を抱いた」の所で、演奏を一瞬ブレイクして止めているのが粋ですね~。ハーモニクスも憎いですね~(笑)
ちなみに、こちらは”コブクロ3大タイトル似ている曲”の1曲。この他に「そばにいたいのに」「そばにいれるなら」がございます。他2曲は後程にでも。
「Ring」
コブクロ初期の隠れた名曲、そしてアコースティック編成でのライブにおけるキラーチューン。
CD音源ではバンドサウンド上に管楽器が入っており、大人な雰囲気が漂っていますが、アコギとハーモニカだけの演奏によるライブアレンジが絶品です。
特にラストの、小渕さんのギター弾きながらにしては上手すぎるハーモニカソロと、気迫あふれる渾身の高速カッティングがたまりません!
2008年に和歌山で行われた、10周年記念のファンフェスタが映像化されているので是非。
「memory」
こちらも初期コブクロの名曲、そして“初代”ライブの盛り上がりコーナー定番曲。特に何てことのないギターリフの掛け合いなのに、もうイントロからぶち上がってしまいます。
コブクロとは思えないぐらいハードロックな曲調に反して、“これぞ青春”って感じのとても切ない歌詞ですね…。ライブでのみ入れてくる小渕さんの上ハモがたまらんです。
青い記憶の中で 叫ぶように
「今なら君を守れるのに‥離さずにいれるのに…」 memory
「2人」
2人とアコギ1本だけで全国のアリーナ&ドームを回った、”ONE TIMES ONEツアー”で久しぶりに披露されていた、こちらも初期のコブクロらしい優しいラブソング。
小渕さんお得意の言葉遊びならぬ、歌詞遊びも盛り込まれていますね。
あなたがずっと変わらぬように 流されず 戸惑いながら
歩くよずっと肩を並べ あなたとずっとずっとずっと
2人で ずっとずっとずっと
「miss you」
コブクロ初のドラマ主題歌(「科捜研の女」主題歌)となったため、後にシングルカットされ両A面の3rdシングル「YOU/miss you」となった楽曲。
コブクロとしては珍しい、最初から最後まで悲しいまま終わる歌。小渕さん曰く「まぶた震わせる」という歌詞が、”自分の意識ではどうしようもない悲しみ”を表現できてお気に入りとのことです。
もし願いが叶うならば 「もう一度…」なんて言わないよ
出会う前の二人に戻しておくれ 存在さえも知らぬままでいさせて
出逢うはずも無いほど 遠い街へ 想うたびに まぶた震えだす
「轍-わだち-」
メジャー2ndシングル曲であり、何度も音源化されている初期コブクロの最重要楽曲。
黒田さん曰く「ストリートに出てた頃の僕ら、そのまんま。」この歌に込められたメッセージはまさにコブクロにしか歌えないものがあると思います。
そんな時は 僕のところへおいで 歌を唄ってあげよ
涙かれた その後にだけ見える光 明日を照らす
私が個人的に悩んでいた時期、2017年の”心ツアー”に参戦し、ラストのラストで演奏されたこの曲を聴いた時に、この「轍-わだち-」が持つ”優しさ”に気付けた気がして号泣してしまいました。
楽曲が素晴らしいのは言わずもがなですが、とても優しい”コブクロ”のお二人が歌うからこそ、心の奥にまで響く名曲だと思います。またライブに行きたいなぁ~。
「ANSWER」
「轍」が”お客さんのための歌”なら、これは間違いなく“コブクロ自身のための歌”。
作詞が小渕さん/黒田さん共作となっている貴重な楽曲で、黒田さんに「これは唄ってても、感情が先に行ってしまいがちになりますね。」と言わせるほど大事な楽曲。歌詞中にも《桜》《I’m Making Progress》《絶風》とインディーズ時代のライブタイトルが織り交ぜられています。
インディーズ時代最後のライブとなった《ANSWER》当日の楽屋で完成した、インディーズ時代の”答え”を”ストリートミュージシャン”としての視線で描いた名曲。
いつの日かこの空に 飛び立つ歌 探してる
踏みつけられながらも 信じたもの全て それが “ANSWER“
おわりに
以上、「Roadmade」収録の10曲を全曲ご紹介してみました。
「Ring」以外は全てインディーズ時代の楽曲とのことで、コブクロのストリート時代の全てが詰まった名盤だと思いますので、是非チェックしてみてくださいね。
長文にお付き合いくださり、ありがとうございました。
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