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【ライブレポ】2026年5月6日 a flood of circle 20周年記念公演「LIVE AT 日本武道館」

ライブレポート

こんばんは、まんじろうです。

「ゴールド・ディガーズ」で宣言されてから3年、いや「人生初の武道館はフラッドに捧げたい」という個人的な想いでは10数年待ち望んでいた、念願のa flood of circle “日本武道館公演”をこの目でしかと見届けてきたので、その場の雰囲気が少しでも伝わるよう、熱が冷めないうちに、できるだけ詳細なライブレポを書き残しておこうかと思います。

かなりの長文注意です。それでは、どうぞ。

「a flood of circle 20周年記念公演 LIVE AT 日本武道館」ライブレポ

会場の雰囲気、物販エリア、お祝いのフラワースタンド

最近、私が何度もライブに連れて行っているおかげで、少しずつフラッドファンになりつつある妻を連れて、兵庫県から新幹線で東京駅へ移動し、荷物をホテルに預け、そのまま地下鉄を乗り継ぎ、武道館最寄りの「九段下」駅に、14時15分頃に辿り着きました。

開場は15時からでしたが、もう現地には多くのファンが行き交っておりました。駅から真っ直ぐに武道館へ向かって行くと、最初にお出迎えしてくれたのは、a flood of circleの大きなフォトスポットでした。

が、何やら文字が書いてあります…。

ベストアルバム”革命未遂の蝶が見る夢”、8月発売/新曲収録予定」とツアー日程らしき日付とライブハウス名がずらり。

こういう告知をライブ終盤で発表するような”ありきたりなこと”はせずに、まだ武道館の看板も見えていない初っ端に配置して、(今回の武道館はドラムのナベちゃんの件もあったので、)ライブ前にこれからも転がり続ける宣言を事前にしてくれるところが、フラッドの”優しさ”ですね。

その先に少し進むと、今日ここ武道館でライブをするバンド(アーティスト)の横断幕?看板?が設置されている、いわゆる”武道館の正面”に辿り着きました。

フラッドはどんな看板を掲げるのか?と思っていたら…

シンプルにデカい文字でバンド名「a flood of circle」と書いてあるだけという(笑)

でもこれはこれで、めちゃくちゃ潔くてカッコいい!!!

そして、その看板の下には本当にたくさんのお祝いのお花、フラワースタンドが飾られておりました。

ナベちゃんがバンドを辞めちゃうかもしれない件で多少の心配はしていたものの、これだけ心待ちにしてきた武道館だから、「a flood of circleの看板を見たら泣いてしまうかも。」とか思ってましたけど、実際はクソデカ文字でちょっと面白かったのもあり、看板では全然泣かず(笑)

このたくさんのお花を見てる方が泣きそうになってしまいました…。写真が多くなってしまいますが、現地に来れなかった方のためにも、外に置いてあるお花は全て撮影したはずですので、ここに全部貼り付けておきます。名だたる先輩バンドや後輩バンドやアーティストや関係者、ライブハウスや有志でのファン達から本当にたくさんのお花が飾られておりました。本当にフラッドはみんなから愛されてますね。今でも泣けてきちゃう…。

SNSで見かけた、ファンによる有志一同のフラワースタンドにも2口だけ参加させて頂きました。色々と手配が大変だったかと思いますが、企画者の方、ありがとうございました m(_ _)m

そして、佐々木さん大歓喜のスピッツからも、卓上サイズのお祝いのお花が届いていたようですが、どうやら楽屋に置かれていたらしく、果たして佐々木さんは見ることができたのか、どうなのか…(笑)

武道館の正面もお花達も写真を撮りまくった後、14時35分頃にグッズの物販に並ぼうとしたのですが、その時もう既に売り切れ多数でこんな感じでした。売り場に辿り着いた時はもう、アクリルキーホルダーとラバーバンドぐらいしか残って無かったので、事前通販で片っ端から欲しい物は前もって買っておいて良かった。

とりあえず並びはじめて、レコード風アクリルキーホルダーと、武道館パス目当てで通算2枚目の「野うさぎのブルース」を購入し終えた頃には、15時35分ぐらいになっておりました。人が多くてけっこう1時間ぐらい並びましたね。

トイレだけ済ませて、けっこうギリギリになってしまいましたが、15時45分に武道館へ入場。

席はテツ君側のアリーナの右端でした。チケットで席番号が分かった時は端っこか〜と思いましたが、実際の席に着くとこんな感じで…

斜めからフラッド全員が見える、わりと良い席でした!角度が良かったのかな。あとは最近のいつも通り、照明演出をする気が全くないので、武道館内の電気が全開で点灯していたので、めちゃくちゃ明るかったのも、良く見えた要因だったかと思います。だが、この良く見える明るい右端の席のせいで、この後あんなことになるとは…

ステージにはバンドの機材が並んでいる後ろに、バカデカいモニター1枚が設置されてるのみ、というシンプル極まりないステージになっておりました。

とか言いつつ、暑いのに無理して着てきた革ジャンを座席にかけたり、妻と話していると急にお客さんがザワザワ…

何?何?とか思っていると、なんと佐々木亮介ご本人がギターケースを背負ったままアリーナの客席のど真ん中をトコトコ歩いてステージに向かっているではありませんか!マジですか(笑)

そのまま客席からステージに上がり、グレッチのブラックファルコン(いつものメインの黒いギター)を取り出して、アンプから音を出しながら、マイクの前に立ち、ご本人によるサウンドチェックが始まり…

リハ:「全治(弾き語り)」

まだ16時になっていない開演前なので、お客さんもそれぞれ自分の席を目指して歩いていたり、席にたどり着いたお客さんも座ったままの中、佐々木さんがグレッチの弾き語りで、この曲を。50秒も無い楽曲なので、すぐに歌い終わり、座ったままのお客さんから拍手が。

その後ぐらいに、開演前の諸注意をお姉さんがアナウンスしてるところを、佐々木さんがオンマイクで被せながら、「武道館ってお酒ダメなんでしたっけ?」とスタッフに確認したことで客席から少し笑いを取り、その後に諸注意お姉さんのアナウンスのボリュームがちょっと大きくなったのも面白かったです…(笑)

リハ:「本気で生きているのなら(弾き語り~バンド演奏)」

そんな客席も気にせずに、続けて弾き語り始めたのが、こちらの曲。

いつも通りの半分アドリブ混じりに「”九段下”あたりで立ち止まってしまいました。」と歌われておりました。そして、ここから先はU-NEXTの配信を観てもらえれば全て伝わるかと思いますが、

ステージ上で佐々木さんが1人で弾き語りを続けているうちに16時開演となり、残りのメンバー3人がステージに上がってきたタイミングでお客さんも総立ち。特にサビでもない2番の途中からバンドの演奏も合流してきて、しれ〜っと武道館公演が始まってしまいました。

武道館1曲目を色々妄想したりもしましたが、まさかこの曲になるとは思ってもみませんでしたね〜。でも、なかなか気合いを感じられて、良い1曲目だったかと思います。

「本気で生きているのなら 言わないはずの言葉を喋っていました 「これでいいんだ」 」

これはもうこの日のほとんど全ての曲に言える事なんですけど、最近はa flood of circleが、ひいては佐々木さんが悩みまくって悩みまくったこと”そのもの”を歌にしたような歌をずっとリリースして転がり続けてきてて。

でも今日、この日武道館で、これだけたくさんの約8,000人ものお客さんの前で歌うと、歌の意味が”ひっくり返る”というか、「これでいいんだ」というか。そんなことを早速感じてしまって、僕はもう、実質1曲目で早くも涙腺が緩みまくっておりました…。

「おはようございます。a flood of circleです。」

佐々木さんの、いつもの挨拶から、いつも通りの、フラッドのライブが始まりました。

「伝説の夜を君と」

「見上げなよ、夜空の“虹”を~♫」

と、早速歌詞を変えて歌われておりましたが、この曲も最近になって頻繁に歌われるようになりましたよね。リリースされたのは5年前の2021年でしたが、ここまでずっと追いかけ続けてきた1ファンの目線で見ると、ようやく歌に現実が追いついてきたような、歌のスケールがどんどん大きくなってきたような感じがします。

この日の武道館ライブからはあらゆる名曲達から”この感じ”を受け取ってしまったから、何度もウルッときたり、ボロボロ泣いてしまったのだと思います。

このブログで何回も書き過ぎているとは思いますが、うるさいロックンロールだけじゃなく、こういう”優しい曲”を、こういう大事な場面で欠かさずに、大事に演奏してくれるa flood of circleがたまらなく大好きです。マジで。

「Dancing Zombiez」

原曲よりも、いつものライブよりも、断然速いナベちゃんのドラムと佐々木さんのギターがほぼ同時に鳴りはじめて、そこにテツ君のピックスクラッチとヒサヨ姐さんのベースが後から加わってきて、まだ3曲目のここから一気にギアを上げてきましたね。

このダンシングゾンビーズをリリースした際に行われた「afocの地獄突きワンマンツアー」に、5曲くらいしか知らないのに、友達2名と一緒に、今は無き梅田TRADへ観に行ったのが、フラッドとの出逢いである自分にとっては、一時期セトリから消えていた時期もちょっとはあった気もしますが、この曲がライブ定番曲として今もセトリに残り続けてるのはとても誇らしい気持ちになります。だから武道館で聴けるのは、なおさら感慨深かったですよね。全曲こんな感想になってしまう…(笑)

アウトロはいつも通り、2本のギターソロとして延長されて、「ギター!アオキテツ!」からの「ギター!オレ!」でバンドが鳴り止んでも弾き続ける佐々木さんのギターソロから、間髪入れずに…

「The Beautiful Monkeys」

こちらも、いつも通りのライブ定番曲。

佐々木さんのギターから、コードを3つ鳴らすだけで始められるので、セットリストに無い場合でも、その場でわりま”きまぐれ”に追加されるくらい、最近は頻繁に演奏されてる気がします。こちらも原曲より遥かに速いスピードで。

これに限らず、ゾンビも他の曲もそうなんですけど、今回の武道館セトリには比較的最近のライブで頻繁にやってる楽曲が多めで、いつものライブハウスで聴いてる、いつも通りのフラッドの楽曲達が、天井も高くて、明るくて、空間として広い武道館の中で、爆音が鳴っていること自体がとても特別に感じられて、特に前半はずっと心がソワソワしていたというか。なんか、”特別ないつも通り”を観ているみたいな変な感覚でしたね。言語化が難しいですけれども、なんかそんな感じ。

「ミッドナイト・クローラー」

最近のフラッドは、バンドの曲終わりによくあるジャ〜〜ンっていう、バンドの締めをやってくれないので、拍手を送る隙すらお客さんに与えてくれません!なんてバンドだ!(笑)

てことで、佐々木さんの弾き語りというかグレッチをかき鳴らしながら、サビだけ歌ったあとにイントロが来るアレンジで、盟友 田淵智也さんとの共作であるこの曲を。

本当にほんの少し前に、UNISONからドラムの鈴木さんの脱退と、バンド自体の活動休止が発表されて、ユニゾンファンの人が少し羨ましいくらいに、ユニゾンは楽しそうで健全で無敵なロックバンドだと思っていたので、突然過ぎる発表に、熱心なファンではない自分でもちょっと衝撃を受けていた矢先での、このフラッドの武道館に、田淵さんは自分でチケットを買って来てくれていたそうで。何ならラジオ番組とかでも、「佐々木が頭を下げないなら、オレが代わりに下げてやる」と公言して宣伝してくださって、今この武道館に約8,000人集まっているのも、確実にいくらかは田淵さんのおかげで、フラッドファンとしては頭が上がらないはずなんですけど。

と脱線してしまいましたが、ユニゾンの出来事に関係なく、その前の”日本武道館への道ツアー”からこの曲がセトリに入っていたのは、佐々木さんも田淵さんに心から感謝をしていて、それを田淵さんも武道館のどこかの席で観ていたかと思うとアツいですね。泣いちゃう。

「New Tribe」

ここで一旦、一区切りということで、

佐々木「ようこそ〜!」(以下、愛を込めて、MC部分は佐々木さんを呼び捨て失礼します)

佐々木「生まれ〜!変わるのさ、今日!ここ!で変わるのさ!
不可能の壁を!壊し続け、Everybody〜!」

客「生まれ〜!変わるのさ、今日!ここ!で変わるのさ!」

佐々木「君を、連れて”きた”〜!!約束の地へ〜!!」(客、大歓声〜!!)

佐々木「NEW TRIBE !!!」からのテツ君のギターリフ…

もうこんなんボロ泣きでしょ…。バンドもお客さんもお互いに、この場にいる人全員が何も言わなくても全部分かってるみたいな空気感でした。

この記事に間違った事を書かないようにU-NEXTの見逃し配信をちょくちょく見返しながら書いているのですが、ここはもう、今泣きながら書いております…。これはもうダメです…。そしてそれは僕だけじゃなく、恐らく多くのフラッドファンの最初の”お涙頂戴ポイント”だったことでしょう…。ここはエグい…。

「NEW TRIBE」は別にそんな特別、泣くような曲でもなかったと思うし、なんならライブでもそんなに定番ってわけでもなかったのに、この前の歌舞伎町でのフリーライブの時も、お客さんが歌ってるのを観ると泣けてくるというか、リリースした時は全然”約束の地”は武道館じゃなかったはずなのに、歌に現実が追いついてきてしまったやつですね…。たしかNEW TRIBEツアーはまだ正式なメンバーじゃなかった頃のテツ君が同行するはじめて?のツアーだったような覚えが。

あと、佐々木さんの後ろから客席を見た映像がモニターにドカンと流れる中で、ほぼほぼ満員の武道館に対して「生まれ変わるのさ 今日ここで変わるのさ」と叫んでいた所も痺れてしまいましたね。もう号泣。

「春の嵐」

佐々木さんがクリーントーンでギターを弾きながら、歌始まりで。
これは一応、原曲通りということで(笑)

佐々木「行こうぜ!武道館BABY!」

この曲も前述の梅田TRADの時に、アンコールで演奏してて、全然知らない曲だったはずなのに、一目惚れ(ひとめぼれ)ならぬ一聴き惚れ(ひとききぼれ)してしまった覚えがあります。サビの勢いとキャッチーさにやられてしまったんですかね。大好きな1曲。

ここで一旦MCというか、次の曲が始まらない長い間があって、当日武道館で観てた時も思ったし、見逃し配信でも映ってるので見て欲しいのですが、カメラが右から左にアリーナのお客さんを映していくのですが、誰1人手を上げたり、イェーイってしないというか、めちゃくちゃ真剣な面持ちでステージを見つめてて。

でも、その気持ちも痛いほど分かる気がしてて、この日ここまでほぼぶっ続けで演奏されていて、まだ何もMCが無くて、フラッドが、佐々木さんがどんな気持ちでこの武道館公演を迎えているのだろう?か、すらも分からないままライブを観ていて、いつも通りのフラッドのライブなんですけど、あれだけ公言していた満を持しての武道館公演なので、どこかいつもと違う雰囲気がすごく漂っていました。全然悪い感じでは無く、とても緊張感があるという感じで。

そんなお客さんも気にせずに、当のご本人は、

佐々木「オレ結構、ウソが得意なんだ。
だから、武道館とかオレ達無理っすよって言ってたかも。」

もう本当に、こんなタイミングで、こんな言い方で言うなよぉ〜みたいな。(嬉し泣き笑い)

佐々木「ウソをつくなら大声でついた方が良いよ!平和とかあるかも…。
…君は飛べるかも…。君は飛べる…。君は飛べるんだよBABY。」

グレッチでタララララ〜ンと弾いて音を確認してからの、

「KILLER KILLER」

佐々木「君はKILLER KILLER〜♫(めちゃくちゃデカい声)

この冒頭のアカペラ部分、ライブで爆音で聴くたびに、その声のデカさと勢いに感動してしまうくらいの迫力があります。配信で聴いてても音量差注意なくらいにデカい。さすがです。

この曲も第一印象は、これはまた変な曲をシングルで切ってきたなぁとか思ってましたけど、野うさぎツアーのセミファイナルからこの武道館までをずっと繋いで来てくれて、ここに来てかなり強い曲になってきたなぁと感じます。

他の曲でもそうなっていたのですが、メンバーの後ろにあるモニターに、メンバーがずっと映し出されているので、そのモニターの中のメンバーの後ろにもモニターが映ってて、動くとずっとズレていくというか、MVの演出みたいになっていて、それがこの「KILLER KILLER」にめちゃくちゃマッチしていて、カッコよかったですね〜。まぁその後、あんなことになるんですけど…。

佐々木「会いたかったぜBABY…」

    「本当に会いたかったぜBABY…」

    「本当“は”会いたかったぜBABY…」

「人工衛星のブルース」

からの、この曲。

こういう言葉選びを、歌詞でもないところでサラッと出来るのが、佐々木さんの凄いところだと個人的に思っています。普段から死ぬほど日本語のことを考えてるというか、歌詞を探しまくってるからこその”成せる技”ですよね。

「あなたがここにいてほしい 届かない場所で空中に舞っている
あなたがここにいてほしい 圏外から地球へ大声を出している
聴こえるかい?HELLO 応答を待っている」

この日、どなたのことかまでは正確には分かりませんが、”亮ちゃん”と呼んでくれる人のことを想って、わりとずっと上を向いたまま歌われておりました。ギタリストの弥吉淳二さんのことかな?

「くたばれマイダーリン」

からの、「アンタ、本当ダメなダーリン♫」

個人的に刺さるという意味で、大好きなアルバム「花降る空に不滅の歌を」より、大好きな名曲。特に武道館とは何も関係ない歌ですけど、この大事な日のセトリに入れてくれるくらいには、ご本人も気に入ってくれてるのかな?と思うと、シンプルに嬉しいですよね。

「くたばれマイダーリン 強さなんて男らしさなわけない
くたばれマイダーリン 弱さだって“ロックンロール”に変えてくのさ」

この時は、いつもの即興の歌詞ぐらいにしか思ってませんでしたけど、終わってみるとしっかりとした伏線でしたね…。ちゃっかりしてんなぁ〜(褒め言葉)

「アンドロメダ」

佐々木「アンドロメダ〜…」

サラッと言ってますけど、わりとレア曲?武道館までの直近のどこかのライブで演奏してたような記憶もあるので少し前にやってるけど、自分より古くからaflood of circleを知っている友人が、武道館終演後に自分がSNSに投稿したセトリを観て、思わず反応してしまうくらいにはレア曲?

でも、a flood of circleはこの武道館までのツアーの前に、佐々木さんの「かましたい!」という理由だけで、全国8公演でこれまでにリリースした全195曲を演奏するという大仕事「レトロスペクティブ2025」をこなしているメンバーからすると、曲に入る直前に佐々木さんが曲名を宣言してくれるだけで、他のメンバーにとっては入りやすくて助かるのか?なかなか自分でもめちゃくちゃな事を言ってる気はしてます(笑)

でも、単純に「アンドロメダ」は大好きな曲なので、こちらもとても嬉しかったですね。でもここでアクシデントが…。

ちょうどテツ君のギターソロの直前あたりで後ろのモニターが接続不調?になり、映像が映らなくなってしまいました。その後少ししたら復活するも、アンドロメダの演奏が終わった後にまたエラー画面になったりしておりました。

佐々木さんがチューニングでアンプの方を向いて、モニターのエラー画面が目に入っても、そこには触れずに、佐々木「ウソも得意なんすけど、本当のことはすごい簡単で。とにかく働きたくないっていう。お金ください。」からのグレッチをギュイーンでこの曲へ。

「I’M FREE」

このMCの後ろでも、モニターが映ったり消えたり映ったり消えたり。見逃し配信で確認できましたが、ドラムのナベちゃんが思わず笑っちゃうくらい、演奏に入った途端にまたエラー画面に。でもこのモニター不調が、またひとつこの武道館公演の名場面に…。

恐らくモニター担当のスタッフの人はめちゃくちゃ焦っていたことでしょう。こんな3年かけて宣伝してきたような大一番の武道館公演にて、唯一の演出?でもある巨大モニターが1回エラーになるだけで冷や汗かきそうなのに、何度もエラーになって回復せず、そこで機転を効かせてくれたんだと思うんですけど、ずっと「NO VIDEO〜」とか表示されてたエラー画面が、I’M FREEの1番目のサビに合わせて、ナベちゃんの後ろからの武道館の客席全体を映す映像に!!

この画角で、佐々木さんが「I’M FREE!!見りゃわかるだろオレに価値など無いよ。」とか歌ってる場面が、まるでこういう演出であったみたいに、完璧にキマってて、また涙腺が。ここの場面も忘れられないですねぇ。

また、最後のサビでのテツ君の「I’M FREE」のコーラスが、下手したら佐々木さんよりも声がデカくて最高でした。テツ君も気合い入りまくりで。

この後、しばらくナベちゃん後ろからの客席全体画角、つまり”ステージから見える景色”のまま、演奏が進んでいきました。

「Diamond Rocks」

そこから、間髪入れずにこの曲へ。

何かのインタビューに書いてあったのか、そういうウワサがSNSで出回ってたのか忘れてしまいましたが、この曲のモチーフは”ナベちゃん”とのこと。

武道館前のツアーでも、佐々木「それじゃ、武道館の練習しとこうか」とか言って、何回かネタバレされた上で演奏されてたみたいな(笑)

「駆け抜けろ 決して振り返るな 暗闇の中にほとばしる命が誰のもんかわかるから
生身の命はダイヤモンド 涙をこぼしても 生きている奇跡は君のもんだ そのままで」

まぁ、ナベちゃんモチーフのこの曲は今回の武道館では絶対やるだろうなと確信してましたので、中盤のこの熱すぎるI’M FREEコーナーで聴けて嬉しかったですね。

この前の日比谷野音の時からやってるぽいけど、佐々木さんは自分のギターソロをあえて1音弾くだけで終わらせるっていう。いや、そこはちゃんと弾いて欲しい(笑)

「ロックンロールバンド」

またそこから間髪入れずに、「on ベース、HISAYO!!」からのこの曲。

ここの、名盤「I’M FREE」からの3連発が、どの3曲も熱すぎて、カッコ良すぎて、そして何よりフラッドらしくて、たまりませんでしたね

この曲のどこかでモニターは無事に直りましたが、この3曲だけ、ずっと”ステージから見た景色”の映像のままだったのも、アクシデント由来とは言え、この武道館公演のハイライトというか、とても印象的で、普段何もかも削ぎ落としてライブをやっているから、バンド4人の音さえ出ていれば、ハプニングすらも味方につけて、演出っぽく魅せられるのは強いなぁと。

あとこの曲は、前述したユニゾンの活動休止のことも、あの日武道館に集まった多くの人の頭によぎったことかと思います。熱心にフラッドを追いかけていない人でも、この「ロックンロールバンド」は好きという人も何人か知ってますし、名曲が過ぎますね。改めて武道館で爆音で聴けて本当に良かった。

「歌ってくれ ロックンロールバンド 今日が最後かも知れない
聴かせてくれ ロックンロールバンド だから今日を生きていく」

次の曲に入る前に、チューニングタイムがあり、しばらくの沈黙の間、モニターにはドラムのナベちゃんがクローズアップされ、最初はお客さんが笑ってたけど、ずっとナベちゃんがアップにされているから、しだいに歓声に変わってきました。この武道館公演のきっかけにもなった張本人ってことでナベちゃんのおかげ!ってことですよね!皆さん!誰も何も言ってないけど、分かる気がしてしまいます。感覚的には、この辺りから会場の空気感もいつもと変わらないというか、リラックスしてきたような気がしました。個人差あると思いますが(笑)

佐々木「Yeah〜!なんか、ちょっと飲み過ぎ…色んなこと忘れてきちゃいました!
だから、忘れないで。忘れんなよ。世界は君のもの

「世界は君のもの」

こちらも初期の曲にしては、比較的普段のライブでも演奏してくれている気がする定番曲。なので、わりと佐々木さんがお客さんに歌を委ねてくることも多い1曲。

でも、この日は最後のサビに入る直前だけお客さんに歌を振ってましたね。

「羽を揺すって 飛ぶだけ」

配信で聴くとどうしてもお客さんの声が小さく聞こえてしまいますけど、会場ではお客さんの声の揃い具合と音量が凄かったです。特に「飛、ぶ、だ、け」が!伝われ!

「ベストライド」

間髪入れずに、佐々木「ベストライド〜!!」

こちらも普段のライブではわりとお客さんに歌わせるような曲なのに、この日はあんまりお客さんには歌わせずに、自分で歌いながら、マイクスタンドごと持ってステージ上を左右にウロウロ。でも、

「君の世界が〜!変わるのは〜!調子に乗って〜!今日〜だぜ〜!

「この一瞬に〜!賭〜けていた!!

と所々、今日のために歌詞を変えてくれて、a flood of circleのベストを間違いなく更新したベストライドでございました。

そこから更に、ステージの前の方に出てきて、小刻みなギターを弾きながら歌のようなMCを。

佐々木「Yeah〜BABY〜!オレはただ、これが好きなだけ。ロックンロール好きなだけ。筋トレしたくないから、暴力反対なだけ。人を殺すのなんか怖いからしたくないだけ。おいおい。keep on rolling baby〜。戦争反対。ちょっ、当たり前…、(ギター弾くのやめて)当たり前ですよね?そんなことに、どう…?そんなことに理由いると思う?」

「理由なき反抗 (The Rebel Age)」

(再びギター弾き始めて)、「シャララララ、シャララララ〜♫」お客さんの合唱から、この曲へ。

野音の直前に、漫画「ふつうの軽音部」で取り上げられてバズってから、わりとマジで2〜3年毎回のライブで欠かさずに演奏してきてますよね。そういうとこ本当に律儀…(笑)

佐々木さんが2番でハンドマイクになり、早速ステージの下に降りたタイミングで近くの大人達にオンマイクで念の為の確認。「ここって罰金取られないすか?」取られるようなので、速攻でステージに戻って、ステージ上で座り込んだり、寝転んだりする、罰金は嫌らしい、かわいいロックスター(笑)最後、マイクスタンドを取りに戻る時に何か言ってるんですけど、何回聞いても聞き取れなかったっす(笑)(すみませんでした…!かな?)

 

そして、皆様、お気付きでしょうか?(リハを除くと)ここまで新譜「夜空に架かる虹」の中から1曲もやっていないことに。てっきり、武道館では全曲演奏してくれると思ってましたけど、20周年記念公演ですからね。新譜よりもこれまでのフラッドを支えてきてくれた名曲達満載のセトリでしたね。それはそれで素敵。

佐々木「え〜…そうだな…てゆか、来てくれてありがとう!ありがとうございます!
あの、ここには、ねぇ、生きてるねってことで。皆さん来てると。そして、何か似たような、全然違う人間なんで、ちょっと似てたっていうことで。ちょっとだけ似てたっていうことで。きっと。そして今、オレの目の前に、オレの知ってるロックスターも見えるんですけれども。あの…そうね…つまりね…」

「マイ・モーターサイクル・ダイアリーズ」

マイクから離れて前に出てきて、アカペラで「君が生きてる時代に間に合った〜♫」って佐々木さんが歌い出すと、別に振られたわけではないのに、お客さんも大合唱で歌い出して、佐々木さんを追い越しちゃったんで、佐々木「ちょっと、オレ歌って良い?オレ歌っていい?笑」と手で止め、お客さん爆笑(笑)からのこの曲。

君が生きてる時代に間に合った それだけで生まれた意味を知りました
焼けて落ちた夏を洗う雨 ずぶ濡れの捨て犬たちだけが見た花火」

「今さら言いたい事あるわけないじゃん “20年”もやってきてさ」

武道館終演後の感想で、この曲のことを書いてる人もとても多かったですね。

たしかに、a flood of circleが生きてる時代に間に合って本当に良かった。間違いなく。

「北極星のメロディー」

からの間髪入れずに、こちらの曲。

ちょっと前?いや昔?に「伝説の夜を君と」ツアーの梅田TRAD公演で感動し過ぎて、このブログにライブレポを書きましたが、あの日以来、大好きになってしまった名曲。バンドの音としてはシンプル極まりないですが、歌詞がとてもフラッドらしいというか、佐々木さん節全開で素敵だと思います。また同じような感想になっちゃいますが、武道館でこの名曲を聞くことが出来て、本当に光栄です。

「君と最高の景色を、“今”見てる〜♫」

「Rollers Anthem」

これまた間髪入れずに。

この曲も少し前まではそんなに演奏されてなかったはずなのに、この前のレディクレ?で、元the pillowsの山中さわおさんから、この曲を褒められてから、頻繁に演奏されている気がする。そういうとこがセトリにすぐ反映されるの可愛いですよね(笑)

でも、今考えるとこれもアンコールでの伏線だったかもですね。

「バラバラでひとつ、“このバンド”みたいに」

「ゴールド・ディガーズ」

佐々木「Are you ready 武道館BABY〜!、
Are you ready 武道館BABY〜?、
当たるまで掘れよ!ゴールド・ディガーズ!」

ついに来ました、武道館宣言ソング。個人的には、人生初の武道館はフラッドのライブに捧げたいな〜と何となく考えてましたけど、その武道館公演が一気に具体的になったのは間違いなくこの曲のせいですよね。

そして、武道館に至るまで再録してまでコロコロ歌詞を変えて歌い続けてきた佐々木さんが、この武道館当日は例の”あそこ”は何て歌うんだろうと思ってたら、歌うのをやめて、両手を挙げて「来たぞ!!武道館〜!!」「オレらが、ゴールド・ディガーズ!!」これまた、こんなんもう泣いてしまいますよね…(泣)

当日は全然わかりませんでしたが、配信で聴いてると、2番も誰かに申し訳ねぇってめちゃくちゃ歌詞変えてましたね。「〜できなきゃもう辞めます?そんなんよく聞くけどなぁ〜。本音だと思ったことないっスよ!」「本気出してもこんなんとか言って、絶望ごっこじゃアイツに申し訳ねぇ。てゆかアイツは既に(聞き取れず…)ないんだから申し訳ねぇ。」前者がさわおさんで、アイツが田淵さんかな?なんとなく。

ここで少しの間があり、

佐々木「あの〜、どう?元気?。ヤバい!次の曲ヤバいよ?(笑) みんな元気なら良いんだけど。そうね、どうかな?みんな分かってた?オレは分かってたよ。こんな日がどうせ来るって分かってた。」からの…

「虫けらの詩」

これもねぇ。ボロボロ泣いちゃいますよね。この曲の前に、ご本人にそんなこと言われたらねぇ。

ここら辺で観てて感じていたことは、さっきも書きましたけど、これまでのa flood of circleの楽曲が良い意味で全部”ひっくり返ってる”なぁと。あんだけ売れない売れない言われ続けてて、Googleの予測変換にも言われて、前はあんなにポジティブな歌詞を書いてた人が、もう疲れた、どーでもいいとか、近年はヤケクソ気味な歌詞も急増していたのに、この日だけは全部が逆転してたみたいな。これだけ大勢の人の目の前で、a flood of circleがいつも通り爆音でライブしてて、それを自分はアリーナの右端から観てて、チラッと左を向くと、武道館の客席のほぼ満員のお客さんが手を上げてたり、歌ってたり、ステージをずっと見守ってたり

上手く言えませんが、これまでずっとa flood of circleはファンのみんなのためにも、歌を歌ってくれてたような気がしてたんですけど、この日だけはファンのみんなでa flood of circleを見守ってるように思えて、佐々木さんが武道館前のインタビューとかで言ってた、「全部がオセロみたいにひっくり返るライブにしたい」が叶っているような気が、武道館で観てる最中からずっとしてました。

“20年”叫んでる、虫けらのメロディ」

「誰もが光へ飛んで行っても オレがここで、オレ達がまだここで 歌ってる

もうここら辺から、嬉しいのか、楽しいのか、安心してるのか、感極まって泣けてくるのかすら分からないぐらいに、感情がぐちゃぐちゃな状態に加えて、セトリが読めないというか、どこに着地するのかが全く分からないまま、ライブを観ていました。

とか思ってたら、ドラム周りにメンバーが集まって、これはこの日には絶対に絶対に絶対に外せないこの曲を。

「プシケ」

もちろんメンバーの皆様も気合いが入りまくってたのか?
珍しくテンポがめちゃくちゃ速くて荒い「プシケ」。

佐々木「2026年5月6日!!a flood of circle 20周年記念公演、”LIVE AT 日本武道館”に
お集まりの親愛なる皆さんに、オレの大事なメンバー紹介します!!

ドラムス!!渡邊一丘!!

ベース!!HISAYO!!

ギター!!アオキテツ!!

ボーカル!!佐々木亮介です。

a flood of circle!!!!」

佐々木さんの紹介もいつもより声に気合いが入ってるし、合間合間のお客さんの歓声が、これまた泣けてくるというか、この日ゴールデンウィーク最終日にわざわざ武道館に集まって来るようなファンに、今更メンバー紹介なんか絶対要らないんですけど、この日この場所で絶対にこのメンバー紹介をして欲しかったという。やつです。

こんな時にも公演名はきちんとフルで言うところが本当に佐々木さん(笑)

「シーガル」

そこから、ナベちゃんのドラムも待たずにどころか、姐さんのプシケの最後のベース音がちょっと残っている状態で、佐々木さんがギターリフを弾き始めて、それにナベちゃんが後ろから付いていって、後からテツ君と姐さんも加わって、爆速でライブの大定番曲である「シーガル」が。

もしかしたら、ここまでの20年の歴史でどこかでは既にあったのかも知れないですけど、ここ13年程ライブに通い続けた自分にとっては、“オレ達とアンタ達の明日”に捧げなかったシーガルは、はじめて聴いたかもしれません。いつものお決まりの”アレ”を言わないくらいに、この日に全てを賭けてくれていたのだとしたら、もうそれはエモ過ぎますね。

「夜空に架かる虹」

「プシケ」「シーガル」というフラッドの最初期から続くライブの2大定番曲を終えて、一呼吸を置いてから、佐々木さんがギターでコードを弾き始めて、

佐々木「NIGHT RAINBOW~!!消えない幻!!」

お客さん「NIGHT RAINBOW~!!」

佐々木「この手が届かないと知っても オレ達はここで 歌って待ってる〜♫」

佐々木「夜空に架かる虹」

武道館に行く前は、こんな音源聴いてるだけで泣けてきちゃいそうなこの曲を、武道館なんかで聴いてしまったら、自分がもうどんな気持ちになってしまうかわかんないとか思ってましたけど、実際はここまでの流れがもう既に強過ぎて、感情をぐちゃぐちゃにされてて訳わかんない状態でしたね…。そんな曲だらけのセトリでしたけど、間違いなく、5月6日の武道館で聴くべき1曲でした。

「5月6日武道館 目を開けて夢を見ている」

「月夜の道を俺が行く」

佐々木「I love you BABY!!オレの夢を叶えるやつはオレしかいない〜♫”お前”の夢を叶えるやつは”お前”しかいない〜♫キツけりゃ逃げろ〜!!!サボれ〜!!!
そんで、最後にあと一歩だけ!!”オレら”の夢を叶えるやつらは、”オレら”しかいない〜♫そ〜だろ?オレらは行く!!別に、いつもの道を〜!!」

「ロックンロール!!!!」

もうこんなん理屈じゃないっていうか、a flood of circleで今1番重要な曲というか、いやでも他にも大事な曲がたくさん…でも、この曲の勢いは他には無い気がしてしまいますよね。間違いなく”ヤバい曲”ということです。製作者のお名前が丸々入ってますしね。

「気付けば結局、佐々木亮介」

これも本来の歌詞の意味じゃなくて、この日は意味が本当にひっくり返ってる気がする。

「花」

確実にさっきの月夜が最後の曲だと思ったのに、またまた間髪入れずに、ここにこの曲をぶち込んでくるんですね…。セトリがマジでヤバすぎます…。イントロのお客さんの合唱も素早くて声もデカくて凄かったですね…。

「届け 届いてくれ 叫び続ける声 花になれ」

もう届いてるよ。もう確実に届いてますよね。と思いながら、聴いていたと思います。

佐々木「ありがとう!」

てことで、17時51分に本編終了

佐々木さん以外のメンバーはステージから去り、佐々木さん1人でステージに残り、ギターケースから紙を取り出して、ステージ上のギターケースの上に紙を並べてる間もずっとお客さんが拍手を送り続けて、次第にその拍手がアンコールへの手拍子に変わりながらも拍手が鳴り止まないのを、佐々木さんは手で制しながら、「やるやる(笑)」

ステージに他のメンバーが戻ってきた頃に、

佐々木「じゃあ、新しい歌作ってきたんで。なんか、このお店っていうか、ここ予約しちゃった時から、てゆか厳密に言うともうちょっと前かな、バンド始めた時かな、から、なんて言うか、申し上げました通り、働きたく無さでバンドやってるって言うことですので、もうずっと夢叶いっぱなしっていうことで、ということですんで、バンド組んだ日からずっとジェットコースターっすよ。ヒュー↓みたいな。気持ち良い〜みたいな。落ちてるな~みたいな。だから今日谷底。だから、元気な人は元気でいて下さい。そんで谷底にいるやつには”ロックンロール”あげる。」

「新曲(ロックンロール)」

新曲の曲名は、5月6日武道館の日には佐々木さんの口からも、公式のアナウンスからも発表されず、ただ「新曲」とだけなっており、タイトル判明のいきさつは後述します。

タイトルも歌詞も分からないまま、その場で聴いたにしては、どんな歌か一発で分かったような感じで、聴き馴染みが良い意味で、まるで新曲じゃないかのような感覚でした。

それはいつも佐々木さんが言ってることが、そのまま歌になった歌だったから、すんなり何の違和感も無く入ってきたのだと思います。

ロックとは何だ?みたいな、そんなんロックじゃねぇみたいな、みんながそれぞれ好き勝手言ってる中で、佐々木さんの信じる”ロックンロール”を全部ごちゃごちゃ言って説明してくれる、いつも通りの優しいフラッドの歌だと思いました。

そしてこの新曲「ロックンロール」にこの日武道館のハンコが押されて、この曲を演奏してくれる度に、この”5月6日武道館”を思い出してしまうんだろうなぁっていう。本当これの繰り返しっていうか、そんな感じで、転がり続ける”a flood of circle”をずっとここまで追いかけ続けて来ましたので。たびたび前述していた、この日の”伏線”も綺麗に回収されましたとさ。

「花降る空に不滅の歌を」

佐々木「んじゃあの、ベスト盤出して、ツアー行くんでよろしく〜。」

恐らく必ず言わないといけない告知を文字通り3秒で終わらせて、そこから間髪入れずに、この曲のイントロが始まる中、佐々木「バイバ〜イ!」

a flood of circleのベストはいつも”今”なんですけど、作品的には「花降る空に不滅の歌を」が、アルバムのテーマ的にも、ジャケット的にも、収録曲的にも個人的に大好きなので、この曲もこの記念すべき日に演奏してくれて嬉しい限りでしたね〜。

最後のサビ前のバンド演奏が止むところで、お客さんから手拍子が。佐々木さんが煽ったことでここも大合唱。世界のエンドロールもですけど、a flood of circleのエンドロールも誰も見たことないですもんね。

バイバイって言ってたから、ここで終わるかと思いきや、

佐々木「Oh BABY〜!よく来たね〜!武道館BABY〜!オレはいつも、こんな感じ〜!だから笑うぜ(わかるぜ?)。つまり、あんまよく分かってないくせに、知ってるわけ。あんなに死にそうだったバンドのあいつが、まだやってるみたいな。終わった後にオレの中に残ってるとか。この街もう終わってるだろっていう街が輝いて見えたりとかね。そういう感じっすね。だから、この世に不可能はある。けど転がってくのは自分の勝手だから。それをオレは知ってる。知ってるぜ。」

U-NEXTで見逃し配信が観れるうちに、この日の佐々木さんの言葉を一言一句残しておきたくて、何回も聴きながらこの記事を書いているのですが、こんなMCの後に、この曲を演奏されるとね…。

「Honey Moon Song」

この曲もリリースした頃と比べると、かなり存在がデカくなったというか、フラッドのライブに欠かせなくなった1曲だと思いますね。

自分は一応、ギタリストのつもりで生きておりまして、歌は下手くそなのですが、好きな歌くらいは歌えたら良いなぁと思いながら、たまに歌も歌ったりしております。a flood of circleの歌、ひいては佐々木さんの歌は叫びまくってるから?か自分には高過ぎて全く歌える気はしないのですが、この曲だけはいつか、どうにかして弾き語りで歌ってみたいと企んでおります。必ず。

願いは叶わない 愚かな夢だと
でも 未来のことは 誰も知らない そうだろ?

曲終わりに、これまた間髪入れずに、

佐々木「じゃあ明日のライブ告知します。明日、下北沢シェルターでワンマンライブやりますんで。オレ達と一緒に行こう。元気でね。ブラックバード!!!!」

後述する”約束”の件を知ってるお客さん達は、ザワザワしてからのウワァ〜!!って大歓声が!!からの…

「ブラックバード」

そして、最後の最後の最後に、”a flood of circle はじまりの曲”を持ってくるっていうね。こういうことはきちんと覚えてて、ちゃんと大切にしてくるんですよね〜。

あんだけ破茶滅茶な事を言ったりやったりしてるけど、昔からの曲をずっと大切にしてたり、”武道館の翌日のシェルター”っていう昔の約束を守ったりしてくれるっていう。本当に律儀っていうかちゃっかりしてるというか。本当に信頼できるロックンロールバンド。最高です。

と勝手に感極まってたら、またまたハプニング?が。

テツ君のギターソロの後、佐々木さんだけがギターを弾くパートの後に、またイントロに戻る構成だったところを、佐々木さんがそのまま次の部分の歌「未来…未来…未来…未来…」を歌い始めてしまいました。がすぐに気付いて、後ろでナベちゃんが笑ってる中、佐々木さんギターパートを少しだけ弾いて、そこから無事にイントロに戻れました。「(やっちゃった…)」みたいに舌を出してた佐々木さんもバッチリとモニターに抜かれておりました(笑)

その補填か、アウトロではいつもより多めに叫んでくれて、無事に武道館公演、怒涛の全32曲が終わりました。アンコール終了時点で18時16分。約2時間20分ほど。

佐々木さんがまだギターを弾いてる中、他のメンバーがステージを去り、去り際にナベちゃんがオンマイクで「ありがとう!」。その声が佐々木さんに似ていると一部SNSで話題に。たしかに似てたかも。

弾くのをやめたブラックファルコンを片手で持ちながら、

佐々木「では、おしまいですので、気をつけて。」と最後の挨拶。(お酒ダメでしたっけ?ってリハの時に聞いてたのに、アンコールではちょこちょこお酒の缶持ってんですよね〜笑)

お客さん全員の拍手喝采を浴びながら、そのままステージ上で、新曲のカンペとグレッチをギターケースにしまいながら、アンプ付近に置いてたスマホ?小物類?を革ジャンの内ポケットにしまいながら、ステージ上のカメラマンさんに後をつけられながら、そのままアリーナの客席をお客さんに手を振りながらゆっくり歩いて行って、そのまま帰って行ったという(笑)

佐々木さんが客席を横切って歩いて武道館に来た時も、誰も席をはみ出したりしなかったし、帰る時も誰もワ〜っとならず、ただひたすら拍手を送っていたという。フラッドが最高なら、ファンもとても素敵で最高な、ケチのつけようのない日本武道館公演でございました

佐々木さんが帰った後、お客さんも帰っていき、出口付近では、一部ウソのセットリストやベスト盤ツアーのチラシ、緑茶ハイが配布され、こうして念願の武道館公演が終わりました。

ナナサンゴさんという方がSNSで企画されていた、「フラッドが武道館でやる曲を予想しよう!」の結果はこんな感じでした。思ってたセトリとは全然違いましたが、なかなか当たったのでは?

翌日、POP UP-STOREの新代田FEVER内のPootleに出向くも、平日なので夜しか営業しておらず、ただの聖地巡礼になってしまった…。タワレコ新宿にてコラボポスターだけ無事に入手し、新幹線で帰りましたとさ。

↑こちらは買い損ねたポスター。欲しかった…。

↑こちらは無事に買えたポスター。残念ながらサインは入っておりませ~ん。

“武道館の次の日の下北沢シェルター”

終盤で突然告知された、翌日のシェルターワンマンについて、補足すると、

a flood of circleは下北沢シェルターという、キャパ250人程の小さなライブハウスのオーディション出身らしく、そこの店長である西村仁志さんが佐々木さんに「武道館でライヴをやった次の日にシェルターを空けておくから、武道館でいつもみたいに告知してくれ」っていうほぼ20年来の約束をしていて、それを果たしたっていうエモいやつらしいですね。

そして、その武道館翌日の下北沢シェルターでどんなライブをするのかと思ったら、まさかの武道館のセトリを逆から全部演奏するっていう。2時間丸々。本当に凄すぎて最高なロックンロールバンド。

そして、逆からいくと比較的序盤の「月夜の道を俺が行く」前のMCにて、

佐々木「昨日、今日のための練習したからバッチリ。そりゃそうだろ、だって、俺の夢は武道館じゃなくて、武道館の次の日にシェルターやることだったんだからさ。」

もう本当にこういう事を平気で言うっていうか、ずっとずっとずっと黙っててやっと言えたんですよね…っていうか、ここまで考えてずっと転がり続けてくれてたんですよね。

この日のシェルターワンマンでも何個か面白い事件があり、

・「Boy」をやろうとして、佐々木「あ、Boy危ないかな?やめとこう。Diamond Rocks !!」

・「Dancing zombies」にて、前の曲からずっとフロアに降りていて、「誰かギター弾ける?」と言ってギターすら誰かに預けたまま、佐々木さんは結局ステージに戻らず、終盤は「いい!いい!いい!いい!」と何も見えず何も分かりませんが何かを頑なに拒否

・同じく「Dancing zombies」にて、1サビでまさかのHISAYO姐さんがベースを放棄して踊り狂う!!!(これがこの日どころかフラッド史上最大の事件!!、踊ってる姐さんをガン見してしまうテツ君の顔が面白過ぎる!笑)

そしてなんとなんと、そのライブ映像が丸々YouTubeに5月末まではあがっておりますので、ここまで読んで頂けた人の中で、まだ観られていない方は是非とも観れるうちにご視聴くださいませ。

というここまでがセットの、a flood of circleファンにとっては最高に濃い2日間となりましたとさ。

ちなみに、この翌日のシェルターの足元に置かれていたセトリをファンのどなたかがSNSにアップしてくれたことにより、武道館で披露された新曲のタイトルが「ロックンロール」であることが判明したという。ちなみにいまだに公式からの発表はされてませんよね?もう知ってるでしょ?的な(笑)(このシェルターのセトリ写真だけはSNSからお借りした画像です。すみません。)

おわりに

以上、あの2日間をリアルタイムで体験した身として、忘れないうちに、記憶が鮮明なうちに妥協なく全てを書き記してみました。

このブログでは、テツ君が正式メンバーになった頃ぐらいからa flood of circleが新譜を出す度に取り上げてきましたが、もう感無量ですね。本当にa flood of circleの日本武道館公演をこの目で観ることができてよかった。

一部がウソのセトリは手書きで正しいセトリに修正し額装してみました。家宝です。

アホみたいな長文にお付き合いくださり、ありがとうございました。

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