布袋寅泰「GUITARHYTHM Ⅵ」全曲紹介 ~ツアー使用ギター掲載~

アルバム全曲紹介

こんばんは、”ギタリズム5で布袋さんのファンになり、その後10年間ギタリズムを待ち続けた男まんじろうです。

当時、高校生だった私も今ではしっかりと社会の歯車になってしまいました…(笑)

そんなことはどうでも良いのです!布袋さんの最新作にして、ギタリズム最新作である「GUITARHYTHM Ⅵ」が素晴らしい作品なのですから!

そして「GUITARHYTHM Ⅵ TOUR@神戸国際会館こくさいホール」に無事参戦することができ、生でギタリズム6を体験することが出来たのですから!

それでは、ライブでの布袋さんご使用のギターも踏まえて全曲紹介へ!どうぞ!

※以下、ギタリズム6ツアーのネタバレを含みますので、ご注意下さい。

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GUITARHYTHM Ⅵ ~全曲紹介~

「Welcome 2 Ⅵ」

シリーズ恒例のオープニングSE。今回はただシンプルに「Welcome to GUITARHYTHM6」

G6ツアーでは文字通り伝説のオープニングSE「LEGEND OF FUTURE」に始まり、「C’MON EVERYBODY」「BEAT EMOTION」「UPSIDE-DOWN」などの歴代ギタリズム曲がミックスされ、より期待感を煽るアレンジがなされていました。そして…

「Middle Of The End」

使用ギター:MotorAveGuitars「BelAire」

アルバム「GUITARHYTHM Ⅵ」においても、G6ツアーにおいても堂々と1曲目を飾った「終わりの最中」と名付けられたヘビーなロックナンバー。

イントロから終始不穏な雰囲気に包まれ、間奏部分では穏やかな雰囲気でクリーンなギターソロが展開されたのも束の間、「Cry…Cry…Cry…Cry…Cry…Cry…Cry…Cry…Cry…Cry…Cry…Cry…Cry…Cry…Cry!!!!!」のシャウトで一気にイントロに引き戻される”アバンギャルド感”がたまりません。

ライブでは眩しすぎるほど鮮やかな照明とともに、MotorAveGuitars製のニューギター「BelAire」がお披露目されました。ビザール風(奇怪・異様の意)な見た目も、ギタリズム6のデストピア感を増幅させていて良いですね。

「Doubt」

使用ギター:MotorAveGuitars「BelAire」

軽快なギターや電子音と対照的に、超重低音なベースとのコントラストが美しい楽曲。

ツアーのMCで布袋さんご本人も仰られていた通り、前作「Paradox」に続き参加されている“マーク・ニアリー”氏のベースがとても重低音のため、今作はとてもヘビーな印象を受けます。それはライブでも変わらず、ギタリズム6のダークな世界観を構成する、とても重要な要素だと感じました。この曲で言うと、ベースが鳴っている部分と鳴っていない部分で雰囲気がガラッと変わってしまいます。

ヘビーなサウンドと対照的に、「闇の実体 暴いていたい 何が絶対?」「何が問題? 何が失敗? 何が絶対?」と前向きな歌詞をリズミカルに載せていく感じは、“言葉のリズム”がテーマであった「GUITARHYTHM Ⅴ」に通じるものがあり、これも良きですね。

「Shape Of Pain」

使用ギター:HAHN GUITARS「Model 112」

イントロの心地良いカッティングを鳴らすのは、アメリカはニューヨークのHAHN GUITARS製の「Model 112」というギター。最高品質の木材のみを使用し、熟練のマスタービルダーさんが1人でギター1本を作り上げるオーダーメイド製のギターだそうです。サポートギターの黒田晃年さんも色んな曲で、色違いの赤い同モデルを弾かれていました。

“Shape Of Pain”=”痛みの形”=”愛の証”。愛は目に見えないからこそ、”Shape Of Pain”として目の前に現れるという切なくも美しい楽曲だと思います。曲調も明るく、ダークなギタリズム6の世界観に合わないのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、この曲は次の曲へと続く伏線になっているような気がします…。

「Black Goggles」

使用ギター:GRETSCH「White Falcon」

怪しげなアルペジオ風のギターリフから始まる、VR(バーチャルリアリティ)の世界から抜け出せない男の悲しくも危険な歌。「Shape Of Pain」からの流れを踏まえてこの曲を聴くと、ぞくぞくして鳥肌が立ってしまいます。G6ツアーでも「Black Goggles」まではアルバムの収録曲順通りに演奏されていました。

これから、個人の想い出すらも簡単にVR映像化することができる時代が来れば、この曲の主人公みたいに堕ちてしまう人が続出してしまいそうですね…。

「Please don’t stop loving me」に返す「How can I stop loving you…」が切なすぎる…。

「Give It To The Universe(feat.MAN WITH A MISSION)」

使用ギター:ZEMAITIS Custom Deluxe「Metal Front」 

若手ライブキッズ達に大人気の5匹(!?)組ロックバンド「MAN WITH A MISSION」とのコラボレーション楽曲。英詩と日本語詩が対になっていたり、ギターソロではギターバトルが繰り広げられていたり、どちらかというとコラボよりかはVSに近いような、楽曲構成になっています。

ライブでは英詩部分も布袋さんが歌い、ギターバトルは“Hotei vs Kuroda”となっていました。

シングルカットされてもおかしくない程の盛り上がりを見せていました。

「Calling You,Calling Me」

使用ギター:Fender「AMERICAN ACOUSTASONIC TELECASTER」

途切れ途切れでも確かに聞こえる”未来からの呼び声”。今作唯一の落ち着いた曲調の楽曲。

ライブでも幻想的なSEと共に、テレキャスターの形をしながらもアコギの音がするFender製の「AMERICAN ACOUSTASONIC TELECASTER」でしっとりと演奏されていました。

「Thanks a Lot」

使用ギター:FERNANDES/Zodiacworks「TE-HOTEI MAIN」

アルバム発売前にニュースでも取り上げられたため、今作中最も注目された楽曲ではないでしょうか?あの伝説のライブ”LAST GIGS”以来、31年振りにBOØWYのバンド陣3人が集結し録音した楽曲だからです。ベースの”松井常松”さん、ドラムの”高橋まこと”さんそれぞれとは過去のツアーやライブで布袋さんと共演されたことがあったのですが、3人が一度に揃うのは実に31年振りとのことです。

歌詞もとてもわかりやすく、「過去の素敵な思い出に最大限の感謝をしつつも、これからもただひたすら前へと進み続ける」というまさに今の布袋さんのテーマソングのような歌。

曲調的にはやや明る過ぎて浮いてはいるものの、歌詞的には“あの日見た未来”というG6のテーマにピッタリかと。「今こそ鎖ちぎって そうさ自由になれよ」の部分は、BOØWYファンの方はニヤッとされたことと思います。

G6ツアーのアンコールでは「季節が君だけを変える」~「Thanks a Lot」~「Dreamin’」と、布袋さんの確固たる決意を感じざるを得ない曲順で演奏されていました。もちろんギターは長年連れ添ってきたあの布袋モデルで。

そして、この曲ではなんと布袋さんご本人による弾いてみた動画が投稿されています!!贅沢過ぎますね~!!

「Clone」

使用ギター:Zodiacworks「TE-HOTEI SASTAINER」

個人的に今作で1番好きな曲で、クローン人間の恐ろしい悲劇を描いた楽曲。

「もし自分がRandyと同じ立場だったら…?」と想像するだけでも恐ろしい…。ただのSFと片付けきれない程には、そんな未来も近づいてきているように思います…。

ライブではギターを持たずに歌い、ギターソロではスタンドに設置されたサスティナー付属の布袋モデルで狂気のギターソロを奏でていました。ギタリズムの世界観にサスティナーは良く似合います。ギターソロ終わりにマイクスタンドに戻った後、右手だけでギターを止めていたのが最高にカッコ良かったです!(どうか伝われ!)

「Secret Garden」

使用ギター:(G6ツアーでは演奏されなかったため保留)

真っ先にDavid Bowie「China Girl」を彷彿とさせる、軽やかな楽曲。

この曲については、年末の「GUITARHYTHM Ⅵ TOUR 2019 “REPRISE”」で演奏されることを願いつつ保留とさせて頂きます(笑)

「Freedom In The Dark」

使用ギター:(G6ツアーでは演奏されなかったため保留)

初代ギタリズムらしい、全編英語詩かつ女声コーラスで構成されている楽曲。

この曲についても、年末の「GUITARHYTHM Ⅵ TOUR 2019 “REPRISE”」で演奏されることを願いつつ保留とさせて頂きます(笑)

この曲も「ライブで聴くと化ける!」と確信できるほどカッコ良い~。

「202X」

使用ギター:ZEMAITIS Custom Deluxe “Metal Front” 

今作唯一のシングル曲。元々は「北斗の拳」とのコラボレーション楽曲だったのですが、近未来のデストピア感がギタリズム6とマッチしているため収録されたことでしょう。

いわゆる“世間一般の布袋さんの音楽像”に近い楽曲のためか、ライブでも1番の盛り上がりを見せていたかと思います。ゼマティスのメタルフロントから繰り出されるヘビーなリフは、やっぱりギタリストとしてもテンションがあがってしまいますね(笑)

「I wanna be your knight tonight どうせ生まれてきたなら 
I wanna be your knight tonight お前のために死のうか」

一切の捻りなく、王道的にカッコイイ楽曲だと思います。

「Tracker」

使用ギター:(G6ツアーでは演奏されなかったため保留)

「追跡者」と名付けられたギターインストゥルメンタル曲。

この曲についても、年末の「GUITARHYTHM Ⅵ TOUR 2019 “REPRISE”」で演奏されることを願いつつ保留とさせて頂きます(笑)

布袋さんのギターインストはどの曲も個性豊かで大好きです。言葉が通じにくい海外でのライブでは頻繁にギターインスト曲が演奏されている気がするのですが、日本ではなかなか…。

個人的願望を言うと「布袋寅泰:ギターインスト曲限定GIG」を開催して欲しいのですが、布袋さんいかがでしょうか? 是非とも前向きなご検討をお願い申し上げます。日本全国どこへでも行きますので(笑)

ちなみに1番好きなギターインストは、G6ツアーで布袋さんではなく黒田さんが弾かれていた「FROZEN MEMORIES」という曲です。いつかは布袋さん.verで聴いてみたい!

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~おわりに~

以上、全曲ご紹介してみました。

というと嘘になってしまうので、年末に神戸で参戦予定のG6”REPRISE”後にまた更新しようと思っています!是非ともG6全曲コンプリートして欲しいものですね!

そして、”REPRISE”でのサプライズとして「Thanks a Lot」であの御2人の登場を心待ちにしております~(笑) おしまい。

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