こんばんは、まんじろう(@manjirooblog)です。
今日は、Mr.Children7枚目のアルバム「DISCOVERY」を全曲ご紹介しようと思います。
それでは、どうぞ!
Mr.Children「DISCOVERY」全曲紹介
「DISCOVERY」
今作「DISCOVERY」のタイトルを冠した表題曲。
今作の薄暗く骨太な雰囲気を予感させる、良い意味で単調なシンプルな楽曲。
曲調に反して、歌詞はけっこう前向き。
この曲が今作を的確に体現していることが、全曲聴き通した後にわかるかと思います。(伏線)
「光の射す方へ」
MVでは桜井さんがキーボードを演奏している、16thシングル曲。
ライブでも非常に演奏される機会が多い、ライブでの定番曲。アレンジもよく施されますし、野外のライブでは花火もよく打ち上がります。光の射す方へ~♫ドパン!!
特筆すべきは、田原さんのギターワーク。イントロのオクターブリフ然り、後半の綺麗な高音リフも”響きと音の求道者”と言われる田原様ならではのフレーズだと思います。
近年のライブでは、田原様のかわいい曲の締め方も見どころです!(笑)
「Prism」
15thシングル「終わりなき旅」のカップリング曲。混凝土(コンクリート)の漢字を、この曲から教えてもらった人も多いはず。仮タイトルはthe pillowsの「さわお」。
こちらもミスチルにしては珍しく、1曲通して凹んだまま終わっていく曲。
“嘘”をつく相手が例え自分でも、知らぬ間に世界が屈折してしまうのかもしれませんね…。
「仮面を着けた姿がだんだん様になってゆく 今日も一人立ちすくむ僕を
もう一度支えてよ 傍に居て 笑ってみてよ」
「アンダーシャツ」
ギターのカッティングと、オートワウのかかった特殊な音のベースが印象的な皮肉たっぷりの歌。
TV番組のインタビューにて桜井さん曰く、この曲のギターソロが桜井さん的に1番カッコ良く思えてお気に入りとのことです。その割にライブでは滅多に演奏されませんが…(笑)
「ニシエヒガシエ」
ドラマ「きらきらひかる」主題歌、活動休止中に発表された14thシングル曲。
こちらもライブ頻繁に演奏されまくっている超定番曲。ロック色が非常に強い楽曲でミスチルの楽曲の中でもかなりロックなキラーチューンだと思います。
「張り付けの刑になったって 明日に向かっていきてくんだって
ただじゃ転びやしませんぜって 非常事態ってやつも歓迎です ニシエヒガシエ」「愛だ恋だとぬかしたって 所詮は僕等アニマルなんです
人は悲しい性をもって 破裂しそうな悩みを抱えて 必死で猛ダッシュです」
歌詞も非常に”やけくそ感”が強く、でもその割にはかなりポジティブで大好きです(笑)
ライブアレンジも数多く施されて色んなバージョンがありますが、個人的に「Split The Difference」でのジャズアレンジ.verが衝撃的でした。
公式チャンネルに2005年の「I ♥ U」ツアーの映像が投稿されているので是非!
「Simple」
これまでとはうって変わって、アコースティックな優しい雰囲気の楽曲。
「10年先も 20年先も 君と生きれたらいいな」それこそが探してたものだったんだと歌う、ミスチルファンの間でも非常に人気が高い名曲。
サッカー選手の長谷部誠さんが結婚された際に、歌詞を引用されたそうで結婚式にピッタリの可愛いラブソングだと思います。
「君となら 何だって信じれる様な気がしてんだ
探してたものは こんなシンプルなものだったんだ」
「I’ll be」
アルバム発売後にリカットされた、実質17thシングル曲。(シングル.verは別曲レベルのアレンジが施されて、かなり軽快な仕上がりとなっていますので必聴。)
桜井さんが友人のサッカー選手である名波浩さんの為に、応援歌として製作した楽曲。アルバム.verでは演奏時間が9分11秒にも及ぶ、壮大なアレンジに仕上がった超大作となっています。ライブで演奏される際はほとんどがアルバム.verで演奏されています。
「生きている証を 時代に打ち付けろ 貧弱な魂で 悪あがきしながら
何度へましたっていいさ 起死回生で毎日がレボリューション」
「ファンクラブ会員が選ぶライブで聴きたい曲」では2位にランクインしたが、桜井さん曰くシングル.verとアルバム.verの合算票なので、個別ではたいしたこと無いとのこと。
桜井さん!!シングル.verもライブで聴きたいっす!!
「#2601」
桜井さんとドラムのJENさん共作の、ほぼライブでは演奏されることのない過激な楽曲。
ハードロック調の楽曲で、ボーカルに終始エフェクトがかけられており、サビのメロディが行方不明となっています。曲名の由来は、実際にメンバーが宿泊したホテルの部屋番号とのこと。
「破れかぶれのまま今宵は誰と寝る 誰と寝るの?」
「ラララ」
スリーフィンガーの軽快なアコギのアルペジオからはじまる、言葉には表せない「ラララ」を探している歌。仮タイトルは「ホニャララ」。
とてもミスチルらしいイメージの優しい歌ですが、ライブではなかなか演奏されない素敵なレア曲です。
「一人じゃない喜び なにはなくとも それで良しとしようか」
「終わりなき旅」
活動再開の狼煙となった、15thシングル曲。ドラマ「殴る女」の主題歌。
今となっては、ミスチルの全楽曲の中で最も大切に扱われている楽曲。ライブでもかなり頻繁に演奏、アレンジが施されて、近年ではアレンジが完全に一周回りきり全部乗せの凄まじい状態になっています。(“終わりなき旅ライブアレンジの歴史”は別途記事にしようと考えています。)
ちなみに、曲中での転調が9回もありミスチル全楽曲中で最多だそうです。
年々、ライブ演奏時のメンバー全員の気合いが増しており、この大名曲をあんなに感情剥き出しで演奏されてしまうと、こちらも感情がぐちゃぐちゃに掻き回されてしまいます。
この曲は絶対に1度はライブでの演奏を体感してみて欲しいです。足を運ぶのが難しい方はライブ映像だけでも。25周年記念で行われた「Thanksgiving 25」がオススメです。
「Image」
イントロ無しの歌い出しからはじまる、”Image”と”現実”の歌。
穏やかな前半から一変、激しく展開する演奏の対比が美しい楽曲。
1曲目から散々”探してきた答え”を提示してくれる、アルバム「DISCOVERY」のラストを飾るのに相応しい名曲だと思います。
楽しく生きてゆくImageを 膨らまして暮らそうよ
この目に写る 全てのことを 抱きしめながら
おわりに
以上、「DISCOVERY」収録の11曲を全曲ご紹介してみました。
とてもロックなミスチルを味わいながら、人生を生きていく上で”大切なもの”を一緒に見つけてくれるような優しい名盤だと思いますので、是非チェックしてみてくださいね!
長文にお付き合いくださり、ありがとうございました。
ミスチルは他にも名盤盛りだくさんなので、よろしければこちら↓もどうぞ!
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