BOØWY 初心者へのススメ ～こんな人に聴いてほしい～
“わずか6年で日本の音楽シーンを変えた伝説のバンド”
解散してから30年以上が経った今でもなお、CDやDVDがリリースされ続け、絶大な支持を誇る”BOØWY”。”新宿LOFT”というライブハウス出身のバンドで、ホール公演、アリーナ公演、ドーム公演と駆け上がっていった先駆けとなったバンドです。
ボーカルの”ヒムロック”こと氷室さんが解散時に「誰がなんと言おうと、日本で1番カッコ良いバンドだったと思います。」と言ったように、他のどのバンドにも真似できない”BOØWY”の魅力を簡単にご紹介したいと思います。
こんな人に”BOØWY”を聴いて欲しい。
- カリスマ性溢れる歌やギターを聴きたい方
- エレキギターをはじめてみたい方
- CD音源とLIVE音源の違いを楽しみたい方
1、カリスマ性溢れるメンバー ⇒ 「氷室京介＆布袋寅泰が在籍」
“BOØWY”を知らない人で、たまに驚かれるのが「えっ！？氷室さんと布袋さんって同じバンドを組んでたの！？」ということです。解散後はお２人とも20数年間もの長い間ソロ活動でご活躍されていたため、そのような反応の方がいても不思議ではないかと思います。
残念ながら、氷室さんは耳の不調を理由に数年前にライブ活動を引退されてしまいましたが、布袋さんはまだまだ現役で、しかも海外で精力的に活動されております。お２人の若かりし頃、ステージ上でバチバチに火花を散らされている姿を観てみたい方は是非どうぞ。
２、エレキギターをはじめてみたい ⇒ 「BOØWYから基本を学ぶ」
BOØWYファンは大きく「氷室派 or 布袋派」にわかれるかと思います。お２人とも大好きですが、ギターを弾いている身として私はやはり布袋派です！ちなみにトップ画像は私所有の”布袋モデル”です！
BOØWYの楽曲はシンプルな８ビートが多い中、様々なギターアレンジが施されていて、バリエーション豊かです。コード弾き、ブリッジミュートでのパワーコードの刻み、オクターブ奏法、アルペジオ奏法、カッティング奏法、ギターリフ、ギターソロなどなど。また、エフェクターも多様されているため、勉強や切り替えの練習になると思います。ちなみに1番、ギター練習入門用にふさわしいと思う曲は、かの有名な”Marionette”です。弾けると楽しいですよ。
３、音源の違いを楽しみたい ⇒ 「CD音源とLIVE音源が全くの別物」
最近のバンドは、比較的CD音源通りにライブで演奏するバンドが多い気がしますが、BOØWYは「スタジオワーク(CD音源)とライブは別物だ。ライブでは4人だけで出せる音の中で最高の物を。」といった旨の発言をされており、ライブアレンジが本当に多いバンドだと思います。特に1stアルバム「MORAL」や2ndアルバム「INSTANT LOVE」収録曲は、ライブだと化けます！
また、ギタリスト布袋さんもライブごと(公演日ごと)にギターソロをアドリブで弾くことが多く、同じツアーのライブ音源でも、日付が違うだけで全く違うギターを弾いていることも珍しくありません。解散後に未発表ライブ音源がリリースされても売れ続けている理由は、このあたりにあるのではないかと思っています。
おまけ
BOØWY出身の街である、群馬県では1000人で同時に演奏するという「1000人ROCK FES GUNMA」というイベントが開催されるほどの人気ぶりです。一度でいいからこのイベントに参加してみたいです。
オススメの入門盤
ベスト盤以外で、初心者の方にオススメする入門盤は３枚目のセルフタイトルが付けられたアルバム「BOØWY」です。理由としては、代表曲である「DRAEMIN’」をはじめ、「ホンキー・トンキー・クレイジー」「BAD FEELING」「CLOUDY HEART」などの主要曲が数多く収録されている点と、もうひとつの理由として、BOØWY初期の頃はメンバーが6人だったり、所属レーベルが転々としていたり、不安定な時期が続いていたのですが、この３枚目の「BOØWY」から再スタートし快進撃が始まります。是非聴いてみてください。
こちらの記事で全曲紹介しておりますので、よろしければどうぞ！
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